VMware Player で Mac OS X 10.6 を動かしている方、バージョンアップにはご注意を。

Mac OS X 10.6(サーバー版でない普通のヤツ)を VMware Player で動くかテストしていたところ、VMware Player 6.0.5 では動いたのに、VMware Workstation 12 Player にアップデートしたら「サーバー版でないからダメ!」的なメッセージが出てバーチャルマシンがシャットダウンしてしまう現象が発生したのでとりあえず報告。
Player 7 でもダメで、アンインストールしてから6.0.5に戻してもだめでした。仕方が無いので6.0.5をアンインストールしてからレジストリ内のVMware関係を手動で削除して(ハイリスクです。まねしないでね。)PCを再起動、VMware Player 6.0.5 をインストールし直したら動きました。
なお、仮想マシンがOSの起動中に止まってしまう場合は、バーチャルディスクフォルダ内のファイルの中で拡張子が .vmdk と .vmx のファイルだけを残して他を削除してから立ち上げてみると動く場合があります。
実験に使用したPCは Windows 10 で、Mac OS 用のブートローダーはこの世界(?)ではよく使われている darwin_snow.iso を使用しました。他の組み合わせでどうなるかは不明です。
本来サーバー版でない Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) はバーチャルマシンでの使用は出来ないとか。サーバー版を使えばこの現象は出ないのかも。
Mac OS を Apple製以外のハードウェアで使用するのはライセンス的な問題があるとの指摘もありますが、このような実験を詳しく紹介しているサイトは多数ありAppleが削除を要求したという話も聞かないので、起動実験程度なら黙認されているのかなと。でも常用するのはマズイでしょうね。なのでWindows + VMware で Mac OS X を起動する具体的な方法を書くのは止めておきます。(本音を言えば面倒なので。すみません。)興味がある方は検索すれば情報が得られますよ。ただし、前述のようにライセンスの問題がクリアではない事、PCがクラッシュする可能性があるなど、それなりのリスクがあるのでご注意を。この手の実験はメイン機でやらないでくださいね。
ワタシは Mac を使いたいときは実機を使ってます。古~い G4 Mac ですけどね。(^^ゞ